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徒手療法研究所の活動報告(2022年5,6,7月)

徒手療法研究所の活動報告

5月17日より徒手療法研究所を開設し、5月は4記事、6月は8記事、7月は7記事の発信を行いました。
以下に5月8月までの計19記事の発信内容と要約を記載します。

2022年5月の発信内容

2022年5月の発信では主に以下の3点について発信しました。

① 徒手療法とマッサージの違い
② 筋力と筋出力の違い
③ 徒手療法で筋出力を高める方

以下が5月の発信内容の詳細となります。

1記事目:筋の刺激部位の違いが筋出力に及ぼす影響
特定の筋に対して、”筋の領域”、”腱の領域”、”筋腱移行部の領域”と3つの領域に分類し、それぞれの領域に対して徒手療法を用いた際に、筋出力に統計的な有意差が出るのか解説しました。

2記事目:徒手療法とマッサージの相違点
① 具体的な部位を特定しながら実施していく
② 解剖学はじめとした基礎的知識や触診技術を活用
③ 治療中の患者さんの体の緊張を考慮しているかどうかの違い
補足:現代社会でも徒手療法が一般的に実施される理由

3記事目:筋出力の測定方法と意識すべきポイント
① 筋出力を測定方法
② 筋出力を測定した2つの事例
② 筋出力を測定する時の注意点


4記事目:筋出力の定義と研究で筋に触れる時の注意点
① 筋力と筋出力の違い
② 研究の即時的効果として筋力向上という表現が好まれない理由

2022年6月の発信内容

2022年6月の発信では、主に以下の2点について発信しました。

① 筋出力の生理学的なメカニズムを確認と、臨床応用
② オイル療法について
一部の国では徒手療法でオイルを使用しますが、オイルのメリット、オイルの成分、日本とオイルの関係なども確認しました。

以下が6月の発信内容の詳細となります。

5記事目:等尺性収縮力の強度を決定するものとは?
① 筋は階層構造で構成される
② 筋の伸び縮みを担うサルコメアとは?

6記事目:徒手療法研究所のバナーが完成のご報告

7記事目:筋出力とアクチン・ミオシンの関係
① サルコメアからみたアクチン・ミオシン とは?
② 力の大きさを左右するアクチンとミオシンの重なり具合とは

8記事目:アクチンとミオシンの生理学的メカニズム
① 筋が過度に短縮した場合には、力が入らなくなる理由
② 筋収縮に合わせ、アクチンとミオシンは滑るだけでなく、実は連結している

9記事目:一部の徒手療法でオイルが使用される目的
①なぜスウェーデン式とタイ式で比較されたのか?
②なぜオイルはアロマジンジャーオイルを選択したのか?

10記事目:オイルのメリットを日本で活かしにくい理由
① 日本の臨床場面でオイルが使用されにくい理由
② オイルを使用することのメリット

11記事目:長さー張力曲線の見方とポイント
① 活動張力、受動張力、総合張力という見方
② 曲線の見方のポイント:上行脚、プラトー領域、下降脚とは?

12記事目:長さー張力曲線と臨床の関係
① なぜ上行脚でのサルコメア長は1.75μm以上は短くならない!?
② なぜプラトー領域でのサルコメア長は2.0-2.2μmとわずかに変化するが、張力の大きさは同じである理由
③ なぜ下降脚でのサルコメア長は最大で3.65μmまでなのか?

2022年7月の発信内容

2022年7月の発信では、以下の2点を主に発信しました。

① 筋が収縮する時に生じる張力
等張性収縮、求心性収縮、遠心性収縮の各収縮様式での生理学的なメカニズムについて解説しました。

② 徒手療法で使用する道具について
徒手療法を実施する時に道具を使用する場合があるが、その中でも鍼(はり)と特殊な棒のようなIASTMを使用した場合で、どちらの方が肩こりの症例に有効であったか確認しました。

以下が7月の発信内容の詳細となります。

13記事目:張力は筋だけでなく腱も合わせて考える
① 腱が関与する受動張力と総合張力とは?

14記事目:道具を使用した徒手療法について
① IASTMとドライニードリングとは?
② IASTMとドライニードリングでの比較
③ 両者の肩こりへの治療効果


15記事目:ドライニードリング(鍼)の症状改善のメカニズム
① 痛みに対して”さする”と痛みが抑制される理由
② ”さする”ことは痛みの軽減だけでなく、触られた感覚も抑制する?

16記事目:アライメント評価で伸長位にある領域も筋収縮している可能性がある理由は?
① ほとんどの動作は等張性収縮?
② 等張性収縮は速度が関係する理由、速度に影響する因子とは?
③ 筋力増強訓練には、ゆっくりしか動かせない負荷が良い理由

17記事目:生理学から解説 筋力増強訓練はゆっくり動かす方が効果的である理由
① ゆっくりとした動きが筋力増強訓練に効果的な理由
② 求心性収縮による筋力訓練では、筋の最大張力までは届かない理由

18記事目:遠心性収縮と筋力増強と肉離れとの関係
① 遠心性収縮は収縮速度に影響を受けやすい
② 肉離れの発生しやすい理由


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