本記事ではO脚を予防するための評価とアプローチにつながる筋の柔軟性とO脚の関係性について発信します。
前記事”O脚の原因と評価方法”の続きの記事ですので前記事を読まれていない方は前記事もご覧ください。
O脚の原因と評価方法
本記事では私の周囲でも悩まれている方が多い”内反膝”(O脚)の原因、評価方法を中心に発信します。(アプローチ編は次の記事で発信させてい...
目次
- 膝の変形に影響を与える要因
ー O脚の原因となる生体力学とは?ー - 柔軟性の評価方法と測定筋
ー 評価した筋群と伸長テストの方法 ー - O脚の評価方法
- 結論:O脚で柔軟性が低下する筋を特定
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膝の変形に影響を与える要因
仕事でO脚の患者さんを担当させていただくと、時々「O脚ってなんでなるんですか?、筋肉が硬いからなるんですか?『というご質問をいただくことがあります。
そのご質問に対する返答をこの記事では発信したいと思っています。
O脚とは前額面(体を前または後方から観察)から観察した時に膝が外側に変形することを言います(図1)
膝の変形に影響を与える要因は一般的に以下の4つが報告されています。
- 遺伝
- 人口動態
- 生体力学
- 活動固有の要因
この中でも特に”生体力学”に今回は注目します。
生体力学はリハビリ職が最も専門で介入する部分です。
どの筋の柔軟性が低下するとO脚の原因になりやすいか?
これが分かると、O脚に対してアプローチすることができます。
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